読書の日記

書き手のくせにあまり読書家ではない私ですが、分野を問わず、読んだ本について感想を綴っていきます。

『現役・東大院生の速読術』

『現役・東大院生の速読術』という速読のマニュアル本を読みました。

東京大学大学院(環境工学系)の現役東大生、原田考太さんと速読研究会の共著となっています。

「1週間で50冊読めた!
50未満だった偏差値が3ヵ月で70を突破した!
1ヵ月でTOEIC950点取った!」

という触れ込みが目に飛び込んできました。

1週間50冊ということは、

1日7冊ちょと。

スゴイですね。

第1部 人生を切り開く速読術

第2部 誰でも簡単速読トレーニング

で構成されています。

もちろん、本題は第2部です。

<準備編1>集中力を高める脳内リラックス法
<準備編2>視野を広げる眼筋トレーニング など

<基本編1>知りたい内容は"目次読み"でつかめ
<基本編2>マンガ読みで本を"見る" など

<実践編1>視野を広げて「速読眼」をつ<る
<実践編2>究極の視点移動を目指す など

<応用編1>新聞速読テクニック
<応用編2>ビジネス書速読テクニック

大事なことは、

何について書かれているのか、まず把握することだと思います。

目次を読むのは、そのために不可欠ですね。

私の言葉で言うと、「森」をとらえ、個々の「木」を見ていく、となります。

著者は、

「章立てとなる大見出しのみを、2、3回繰り返し見て、その本の全体の構成をつかんでください。それから、中見出し、小見出しへと項目を把握していきます。」

と書いています。

そして、

重要なのが、「漢字」だと。

漢字を拾い読みすれば、自然に速読ができるというわけです。

実は、

私は大昔、ユーキャンの「速読講座」を受講したことがあります。

その後、アメリカのペーパーバックでも速読の本を読みました。

ユーキャンの方法論と非常に似ていました。

ですので、速読にはかなり自信があります。

ユーキャンの通信講座は、今回読んだ本のような目次読みや漢字読みについては触れていません。

目視に関するテクニカルな技術を身につけさせるものでしたね。

正直、コンタクトレンズを装着しているときは無理です。

今回読んだ方法論は、確かに誰でもできますし、コンタクトをしていてもできます。

私も書店で立ち読みしているときは、無意識にやっていました。

受験勉強では早い時期に身に付けたいものです。

ところで、

昔と違ってネット環境が整った今では、通信教育も大きく様変わりしていますね。

スカイプで生徒とやりとりするなんて驚きました。

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